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運命の人ってどんな人?

私は20代後半には結婚したいと

小さいころから考えていました。

 

その20代後半になってお付き合いした人と

「この人と結婚するかも」

「結婚したらどうなるのかな?」

 

と、どちらかというとふわふわした夢を描くだけで、現実的なことは何一つ考えていませんでした。

 

結婚前、私はどう考えていたかというと

 

・好きな人と一緒に居られて幸せ

・好きな時に話ができる

・好きな時に出かけられる

・一緒にご飯を食べられる

・面白いテレビをみて一緒に笑える

・だからいちいち会う約束をする必要がなくなる

・子供はそのうちでいい

・とにかく時間の制約や距離の制約を受けずに一緒にいられればいい

・だからもうさみしくない、ひとりじゃない

・だってきっとこの人が運命の人だから

 

 

 

・・・今思えば、「残念」としか

言いようがない空想でいっぱい結婚前の私。

 

 

この9年後、私は離婚しました。

離婚の大きな理由は、

「私の相手を見る目がなかった。相手のことを何も知らなかった」ということです。

 

過去の私へメッセージ

 

 

いまの私から、結婚前の私にメッセージを送れるなら、こう言いたい。

 

 

「相手のことをよーく見なさい。どんなことが好きで、どんな風にお金を使うのか。仕事に対して熱心か、親や兄弟姉妹への接し方に思いやりがあるか、考え方はポジティブか、疲れたとき悩んでいる時はどうやって対処しているか、嫌なところがあるはずだから、そこを探してよーく見て観察すること。

 

 

うわべの優しさや、背格好、その時の年収、学歴なんてどーでもいいんです。

 

 

 

背格好なんてどうにでもなりますw

急にマッチョになる人もいます。

年収も、大手の会社に勤めていても一生安泰という保証はありません。

学歴も、東大を出ていてもニートの人もいます。10年20年過ごす間に変化しますから。

 

 

 

大事なことは見えない

 

それから

夫婦になるって、結婚したらその日から突然夫婦になるわけじゃない。相手を大切にしながら過ごした時間が、少しずつ相手を夫や妻にしていく。相手に期待ばかりしないこと。

 

 

子供ができたときも同じ。

女性は体の中に命が宿った日から母になるけれど、男性は目の前に赤ちゃんを見てから親になる。子と接している時間の分、親になっていく。男女でそのスピードが違うことを知っておくこと。

 

 

これは『星の王子様』という本を読んでから

私が気づいたことです。

 

大切なことは目に見えない。

だから心の目で相手をみるように心がける。

それだけでも、素敵な恋愛や素敵な結婚ができると思います。

 

 

 

私は離婚してからこのことに気づきましたが、遅かったですねw

 

 

子供ができてからは、気持ちが不安定になり夫を頼りたいのに、いつも仕事で側にいない。

不安が膨らんで急に泣いてしまうこともありました。

ひとりで育児は、生活の不安や育児の不安のダブルパンチ。頼りにならない夫を選んでしまったことが、離婚の原因となったのです。

 

 

結婚前はその人が「素敵な運命の人」と思っていましたが、

結婚したということは、やはりじぶんにとって「運命の人」でした。

勉強することがたくさんありました。

いまもその経験を生かすことができています。

 

 

 

自分にご縁があった人=運命の人

なのだとおもいます。


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